★★2017年度スローガン★★
One for all,All for one ~誰かを想い行動することで、まちと組織を活性化させよう~
見附青年会議所第48代理事長
上村 堅太郎
はじめに
「住めば都」とはよく言ったもので、見附市に帰ってきて10年の月日が経った今、そう思える自分がいます。しかし、この10年あまりの間、社会情勢は目まぐるしく変化し、この地域も同様に変化を続けてきました。我々青年会議所も、先輩諸兄が築き上げてこられた歴史と伝統を受け継ぎながらも、時代の流れに沿った活動をしていかなければなりません。
近年全国各地の青年会議所では、会員の減少が問題になっています。見附青年会議所も、私が入会した2009年当時は50名を超える組織でしたが、今ではその約半数に減少してしまいました。社会でも少子高齢化による人口減少が叫ばれ、日本各地で様々な対策が講じられていますが、我々青年会議所も会員数の減少に対して新たなチャレンジをしなければならない転換期なのではないかと感じます。会員が減少を続ける中、一人ひとりが互いを思いやり行動することがより重要ではないでしょうか。スローガンに掲げさせていただいた言葉、『One for all All for one』は和訳すると、「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」となります。今こそ互いを思いやり団結し、地域のために活動していきましょう。
まちの魅力を伝える
私たちが暮らすこのまちには、食・伝統・文化・観光名所・建造物・地域性など多種多様なこの地域にしか無い魅力があります。さて、皆さんはこのまちの魅力は何ですか?と聞かれた時、すぐにこのまちの魅力を語ることができるでしょうか。私は、まちの活性化にはそのまちの魅力を語り伝えることがとても大切だと感じています。現在、世界はインターネットでいつでもどこでも世界中のまちの情報を見る機会に恵まれています。しかし、「百聞は一見に如かず」と言われる通り、実際に目で見て触れてみなければ、その情報の本質はわからないはずです。私たち青年会議所会員は、「明るい豊かな社会」の実現に向け、地域のリーダーとしての自覚を持ち、まちの魅力をきちんと人々に伝えて行かなければなりません。まちの魅力を知り、様々な方法で魅力の本質を広く伝え、その結果として魅力を求める人々がまちに集まり、まちの賑わいに繋がっていくのです。また、まちの魅力が輝き続けるためには、私たち子育て世代が身近な子供たちにまちの魅力を語り伝えていく必要があります。それは、かつて私たちが家族や町内の人々にしてもらった事であり、歴史や伝統を受け継ぐことではないでしょうか。こうしてまちの魅力が語り伝わっていくことが、まちの未来に繋がると信じています。
万人に対する感謝のこころ
皆さんは、日ごろ家庭や職場などで生活をおくる中、例えばご飯を作ってもらったり、掃除をしてもらったりと、様々な人々から何かをしていただいていると思います。人は一人では生きていけません。自分に関わる人々と、助け合いながら生活しています。その助け合いが日常的になってくると、どうしても人は慣れ合いから、やって当たり前、やってもらって当たり前というような気持ちが少なからず生まれがちです。しかし、お互いが助けてもらっているという気持ちさえ忘れずに持っていれば、自然に人を敬い感謝の気持ちが生まれ、相手を想いやる行動ができるのではないでしょうか。皆がいるから今の自分が成り立っている、そういった感謝の気持ちを今一度見つめ直し、日々の生活やJC活動を行っていく中で感謝のこころの大切さを人々に伝え、共に我々自身も成長していきましょう。
個々の成長のために必要な新しい仲間づくり
私は、今日の自分がいるのは、これまで出会ってきた人々のお陰だと思っています。様々な人々と関わる中で学びを得ることは、人として成長していくために必要な過程であると考えます。
青年会議所は、新潟県内だけでも22のLOMがあり、さらには全国、そして世界で志を同じくする者が活動しています。私たちはブロック協議会などに出向することで、様々な仲間と出会う機会を有しています。自己の成長や助けのためにも、是非ブロック協議会への出向やブロック事業など、対外での活動を活かして下さい。
また、私たちはこのまちでも共に活動していく新しい仲間と出会う必要に迫られています。会員拡大はJCの永遠の継続事業と言われていますが、見附青年会議所に関して言えば、組織の存続に関わるほど緊急性の高い事業です。私はこれまでに2度、会員拡大担当を務めました。時の流れとともに、候補者たちの年代も考え方も変わってきています。先輩からの助言や、拡大セミナーで学ぶ手法を参考にしながらも、若いメンバーの発想や新しい考え方を取り入れながら会員拡大を行っていく必要があると考えます。新しい仲間を迎え、ともに成長しながら、まちと組織を活性化させましょう。
結びに
私たちが一緒に活動できる時間は永遠ではありません。仲間と苦楽を共にし、築く絆と思い出を大切にして下さい。また、いろいろな事業を通して関わる人々との様々な出会いを大切にして下さい。それはきっと皆さんのこれからの人生において、自分自身のたからになるはずです。仲間と事業に関わる方々とともに「明るい豊かな社会」の実現に向け活動していきましょう。
<事業計画>
・第49回見附まつり樽はやし大会の企画・実施・検証
・第24回わんぱく相撲見附場所の企画・実施・検証
・第32回わんぱく相撲全国大会予選新潟ブロック大会兼
第26回わんぱく相撲県大会見附場所の企画・実施・
検証
・見附市、長岡市中之島町の魅力を伝える活動の企画・
実施・検証
・新入会員拡大活動の企画・実施・検証
●本部
理事長 上村堅太郎
直前理事長 宇佐美純一
監事 渡辺 慶明
監事 下村 和久
副理事長 岩﨑 弘樹
副理事長 角田 英之
副理事長 武石 学
専務理事 田中義一郎
事務局長 三本 英子
●感謝のこころ育成委員会
委員長 橋本 卓憲
副理事長 齊藤 浩史
委員 島 武史
委員 小田野寛栄
委員 齋藤 友良
委員 大竹 敏夫
委員 山本 之隆(わんぱく相撲実行委員長)
●まちの魅力活性化委員会
委員長 渡辺 良平
副理事長 植田 俊宏(樽はやし大会実行委員長)
委員 佐々木大輔
委員 田中 宣成
委員 望月 啓右
委員 窪 明博
委員(兼任) 下村 和久
●事務局
事務局次長 髙野 直史
委員 岩野 浩行
委員 伊藤 里樹
委員 佐藤 一夫
委員 岩坂 暁
委員(兼任) 渡辺 慶明
●特別事業運営会議
議長(兼任) 宇佐美純一
副議長(兼任)角田 英之
委員(兼任) 岩﨑 弘樹
委員(兼任) 三本 英子
委員(兼任) 橋本 卓憲
委員(兼任) 岩野 浩行
委員(兼任) 髙野 直史
感謝のこころ育成委員会
委員長 橋本 卓憲
私たちは日常生活を送るうえで、様々な枠組みの中で生きていると感じます。例えば友人や家庭、職場や会社など多種多様な人間関係という枠組みの中で、私たちはお互い助け合いながら生きていると思います。
助け合いの中で大切なのは、相手を敬う感謝の気持ちです。自分は相手から助けてもらっているんだという気持ちを持つことが、相手を想いやる行動に繋がると思います。
当委員会では、わんぱく相撲見附場所がメインの事業となります。相撲は礼節を重んじる武道です。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、人として基本的な挨拶や礼儀作法を相撲の礼節より学び、人を敬う感謝のこころの大切さを伝えていきたいと思います。
また、本年はこの見附の地にて、わんぱく相撲県大会が開催されます。他LOMや地域の方々と接する機会も多くなると思います。当委員会のメンバー一人一人が、自分自身を見つめ直し、JC活動を通じ、多くの方々に感謝の気持ちを持って接し、そして「感謝のこころの大切さ」を伝え、人としての成長だけでなく、人生においての豊かさを育むことを目的として、活動していきます。
<事業計画>
・1月例会・新年会の設営
・5月例会・わんぱく相撲見附場所の運営
・わんぱく相撲県大会見附チームの引率
・9月例会の設営
・わんぱく相撲県大会運営への全面協力
・樽はやし大会運営への全面協力
・各委員会との連携
・各種事業の記録
・会員拡大の実施
まちの魅力活性化委員会
委員長 渡辺 良平
我々の住む地域にはまだ見ぬ魅力があります。新しい魅力がたくさん生まれております。歴史・文化はもちろんのこと、食やくらしの知恵など、普段住んでいる我々の当り前が、他の地域の方々から見ると魅力的に感じるものでございます。当委員会では、そんな地域の魅力を調査、発信をし、地域の活性化の為に努めてまいります。また、「樽はやし」を通じて、「見附」の魅力に触れながら、「一人ではできないものも大勢でやれば素晴らしいものになる」ことを胸に、樽はやし大会の運営、JCチームの設営をしてまいります。
今年度は、わんぱく相撲県大会が見附JC主管で行われます。参加する子供たちや他LOMのメンバーの方々に満足していただけるよう、見附JCの一部として設営、運営を頑張ってまいります。
これらを含め、まちの魅力活性化委員会メンバー一丸となって、魅力あふれる地域への実現に努めてまいりますので、1年間宜しくお願いいたします。
<事業計画>
・Forum21合同例会への対応
・7月例会の設営
・樽はやし大会見附JCチームの運営
・樽はやし大会の運営
・10月例会の設営
・まちの魅力の調査・発信
・広報紙の発行
・わんぱく相撲見附場所運営への全面協力
・わんぱく相撲県大会運営への全面協力
・各委員会との連携及び協力
・各種事業の記録
・会員拡大の実施